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ヨガのプラクティスの基礎知識を紹介します。

ヨガのプラクティス(練習)とは、ヨガの目的への段階全てのことを言います。ヨガのプラクティスは、スポーツやダンスのプラクティスとは、ニュアンスが異なります。それは、ゴールがないという点です。ヨガのプラクティスには、あり程度、体系づけられたプラクティスのステップが記されています。しかし、そのゴールは、最終的に自分自身が決めるという解釈が近いかもしれません。これは、ヨガがもつ一つの宗教的側面も関係しています。ヨガの最終的なゴールは、「サマディ」と呼ばれるいわゆる悟りの状態を指します。現代のヨガは、アーサナと呼ばれるヨガのポーズを中心に行うことがヨガだと考える人が多いようですが、実際には、ヨガには8支則と呼ばれる8つのステップが存在しています。
これは、ヨガの祖と呼ばれるパタンジャリ師が著作したヨガスートラに記載されていますが、この8支則が、ヨガのプラクティスを支える根幹ともいうべきものになります。この8つのステップを一つずつクリアしながら、最終的なサマディを目指す全プロセスがヨガのプラクティスです。この8つの段階を主軸にしたヨガをアシュタンガヨガと呼んでいます。アシュタンガヨガは、後述に詳しく記載しますが、精神と肉体の総合的な鍛錬法ととらえることができ、ヨギーにとって最もポピュラーで難しいヨガということができます。
また、このアーサナを抽出し、動的なヨーガとして体系化したのは、ハタヨガと呼ばれ、
現代のヨガブームの基礎となったと考えられます。ヨガの8支則は、様々な現代のヨガのプラクティスのベースということができるため紹介したいと思います。サンスクリット語で、ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラナヤマ、プラティヤハーラ、ダーラナ、ディヤーナ、サマディがあります。ヤマは、周囲に対する行いの制御を意味します。それに対して、ニヤマは、自分自身に対する暴力の制御を表し、人に対しても自分に対してもコントロールされた行いを指針とするところから、ヨガのプラクティスはスタートします。更に、アーサナは、身体の制御、プラナヤマは、呼吸のコントロールを意味しますこれまでは、一般的な現代のヨガとして知られているところですが、ここからは、ヨガの思想の核心を指す内容に近づいていきます。プラティヤハーラは、肉体を鎮め、精神の活動を活発にする、感覚を意識すること、ダーラナは、一点に、より集中し、心をとめること、ディヤーナは、瞑想のことで持続した集中状態を保つこと、サマディは、自己実現、無我、または悟りと呼ばれています。このように、抽象的な概念の到達がヨガのプラクティスの全貌で、一般的なヨガでは、このようなヨガの本質的な内容に触れることは少ないですが、現代のヨガブームは、このような本質的なヨガのプラクティスとはかけ離れているものの、生活の中で足りない健康観に対する感性を磨いてくれるものなのかもしれません。

 

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